津軽弁のお話会

「津軽のお話会」  案内人 保村雪山

私は雪の町津軽で生まれました。明治生まれの祖父母、大正生まれの両親の大家族の中で育ちました。話す言葉はなんの意識もなく津軽弁です。テレビが各家庭のお茶の間に普及し、NHKのアナウンサーが、ニュース等で話す言葉が頻繁に耳に入る頃から、若い方の津軽弁が変化し始めたように思います。私も思春期の頃から津軽の方言を疎ましく思い、共通語に憧れました。そんな折に二つの大きな出会いがありました。それ以来、津軽は私の永遠の恋人になりました。  今回は地理、観光案内、方言クイズ、方言朗読、等をご案内したいと思っています。  ご都合がよろしければ、是非・・・皆さまのお越しをお待ちしております。

プロフィール 保村雪山(幸子) 
 青森県五所川原市出身、現在埼玉県新座市在住 20歳の時、津軽三味線奏者・故高橋竹山に、青森で手ほどきを受ける。その後、竹山師の高弟高橋栄山に東京で習い継ぎ、雪山の名を許される。又、津軽以外の民謡を、藤本流師範・故藤本秀喜美に師事、昭和63年藤本喜美雪の名を許される。学生のころ、故高木恭造の津軽方言詩にひかれ、「まるめろ」を愛読する。現在、故郷津軽を、三味線・唄・詩の朗読、語り(津軽弁)で表現する公演を行っている。

保村雪山さん